Upcoming and past events

Title

Knock, Knock, Nongkrong!(ノック、ノック、ノンクロン!)

Date

2025年11月2日、14日、15日、16日

「Knock, Knock, Nongkrong!(ノック、ノック、ノンクロン!)」は、身近な場所に集まってぐだぐだしながら親交を深めることを意味するインドネシア語「nongkrong(ノンクロン)」から着想を得たイベントです。同い年のダンスアーティストである中間アヤカとアユ・プルマタ・サリは、2021年より互いの文化や身体観に触れながら協働を重ねてきました。本企画では、アユ・プルマタ・サリの代表作の日本初演と、2人の交流から生まれた作品の上演を通して、異なる背景を持つ身体がゆるやかに繋がり合う時間をひらきます。

生まれ育った場所も、話す言葉も違うのに、「わかる!」と心から思える人がいるんだ――アユの踊りを初めて見たとき、そう感じました。アユと私のコラボレーション作品である『AYUKA』はこれまで様々な場所でアップデートしながら発表を重ねており、私たちが本当の「友達」になるまで続く現在進行形のプロジェクトです。今回は、私が一目見て惚れ込んだアユのソロ作品も合わせてご紹介します。2人がそれぞれ歩んできた踊りの道を知ることが、『AYUKA』をより理解するための手がかりになる気がするからです。ぜひ、両方の作品を通して、私たちの”ノンクロン”を共に楽しんでいただければ嬉しいです。(企画者・中間アヤカ)


上演作品 1

アユ・プルマタ・サリ『Tubuh Dang Tubuh Dut』

「ダンドゥット」はインドやマレー、アラブ、などの音楽が融合した、インドネシアで広く親しまれている大衆音楽のジャンルです。その歌い手の多くは若い女性であり、男性観客はそのリズムに合わせて身体を揺らします。アユ・プルマタ・サリは、「ダンドゥット」を楽しむ男性観客の身体の動きやグルーヴに着目し、再現することでパフォーマーと観客の視線を逆転させます。日本初演となる今回は関西ダンドゥット界の歌姫・ファイク・ヌル・マウリディタさんをお迎えした歌謡ショーのほか、企画者の中間アヤカも参加するアフタートークなどの関連イベントも同時に開催します。

日程:11月2日(日)17:00

会場:ArtTheater dB KOBE
(長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館4階)

上演時間:約2時間(休憩・転換含む)

チケット:
・一般 3,000円
・学生 2,000円
・長田区民 2,000円
※場内はオールスタンディング形式です。

クレジット:
・『Tubuh Dang Tubuh Dut』振付・出演:アユ・プルマタ・サリ
・「ダンドゥット」歌謡ショー出演:ファイク・ヌル・マウリディタ
・舞台監督:下村唯
・音響:田中海一
・照明:池本由樹菜
・アフタートーク通訳:福岡まどか
・主催:中間アヤカ
・共催:新長田アートコモンズ実行委員会、NPO法人DANCE BOX
※この演目は「下町芸術祭」の参加企画です


上演作品 2

中間アヤカ × アユ・プルマタ・サリ『AYUKA』

2人のダンスアーティストの協働のプロセスそのものが反映されたパフォーマンスです。異なる文化、言語、バックグラウンドをもつ2人が対話を繰り返しながら、この作品を育ててきました。人や社会が常に変化するように、この作品も留まることなく更新を重ねています。今ここで上演される『AYUKA』はもう二度と同じ姿で現れることはありません。

日程:11月14日(金)15:00/11月15日(土)15:00/11月16日(日)15:00

会場:house next door(長田区二葉町3-12-4)

上演時間:約60分

チケット:
・一般 2,000円
・学生 1,000円
・長田区民 1,000円
※家屋での上演となるため、会場内には段差や階段がございます。ご来場にあたりお手伝いが必要な方はお問い合わせください。

振付・出演:中間アヤカ、アユ・プルマタ・サリ


予約・参加方法

各公演、それぞれにお申し込みください。
※各種割引をご利用の場合は、受付にて学生証や住所の分かる身分証等のご提示をお願いする場合がございます。

▶︎ アユ・プルマタ・サリ『Tubuh Dang Tubuh Dut』
▶︎ 中間アヤカ × アユ・プルマタ・サリ『AYUKA』


アーティスト プロフィール

アユ・プルマタ・サリ Ayu Permata Sari

1992年、ランプン州北部のコタブミ生まれ。9歳の時より踊り始める。2000年からコミュニティで育まれて来た文化を継承するダンス・スタジオに現在も参加する。2010年〜2014年、ジョグジャカルタにあるインドネシア芸術大学(ISI)にてダンスを学び、振付を専攻。2014年〜2016年に修士過程でさらに追求する。2017年に、彼女の実践を刺激し支えるために、Ayu Permata Dance Companyを設立。ベルギー、マレーシア、シンガポール、ドイツ、スイス等の国内外の様々なプロジェクトに参加する。

中間アヤカ Ayaka Nakama

1992年、別府生まれ、神戸在住。英国ランベール・スクールでバレエとコンテンポラリーダンスを学んだ後、文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加。近年は自身の作品創作に積極的に取り組んでおり、「ダンスとしか呼ぶことのできない現象」を追い求め、それが現れる瞬間を他者と共有するための仕掛けを創り出すことに挑戦している。これまでの作品に、庭で他者の記憶を踊る4時間のソロダンス『フリーウェイ・ダンス』、空き地に建てた仮設劇場を運営し解体までを見届ける『踊場伝説』などがある。2022年度よりセゾン文化財団セゾン・フェロー。第16回神戸長田文化奨励賞受賞。


クレジット

主催:Tropical Woooo
プロダクションマネジメント:柴田聡子
協力:NPO法人DANCE BOX
助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団、公益財団法人神戸文化支援基金、公益財団法人セゾン文化財団